クレジットカードへの署名が不要に?
どうやらアメリカでは、4月からクレジットカードの署名が順次不要になっているのだそうですよ。
これはアメックス、VISA、マスターカード、ディスカバーの主要クレジットカード会社4社が、店頭での支払い時に署名を求めない方針を発表したからのようですが、VISAを除く3社は4月13日から、ビザは4月末をめどに廃止するのだそうです。
個人的にはこれはなかなか良いことだとは思います。
もともとクレジットカード決済時の署名には2つの目的があって、言うまでもなくひとつは本人確認。
カード裏の署名と実際の署名を照合し、カードを使っているのが本人であることを確認するのですが、これ、実際に行っているところって見たことあります?
実際、市場などでは、とりあえずサインだけをもらうという形式的なことになっていますよね。
そしてもうひとつは、詐欺などの行為からカード所有者、加盟店、クレジットカード会社を保護するためなのですが、先程もあったように現実的にはあまり意味がなくなってきていますし、だったら極力簡素化したほうがいいですよね。
もともと署名をするには時間がかかりますし、こと東京などではレジですら並んでいるなんてことありますよね。
アメリカでは、どうやら2012年頃から25~50ドル以下の買い物の場合には署名が求められなくなったようで、カードの利用が進んでいるアメリカでは、5ドル、10ドルといった少額の買い物の支払いにもクレジットカードを使う人が多くなったのだそうですよ。
今後はICチップを埋め込んだクレジットカードの導入が進んでくるようですし、ましてはいまやスマホでの決済もドンドンと進化していますから、アナログ的な署名なんて時代遅れとなるのでしょうね。
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