世界のクレジットカード事情
金融情報サイト「Deposit」の発表した2018年7月のデータ によれば、世界で最も実質金利が低いクレジットカードは、イギリスの大手スーパーマーケットTESCOの銀行事業Tesco Bankで5.9%なのだそうです。
実質金利というのは、名目金利に物価上昇率、すなわちインフレ率を加味した金利のことなのですが、計算式にすると「実質金利=名目金利ーインフレ率」という式から導くことができます。
先程の話の続きなのですが、金利10%以下のクレジットカードを提供している国・地域は、イギリス・アメリカ・台湾・アイルランド・オーストラリア・カナダなのだそうで、アジア唯一の10%以下の台湾銀行のクレカでは、金利が8.80~10.80%程度になっています。
ちなみに金利が最も高いのは、フィリピン最大の商業銀行BDO Unibankの「UnionPay Gold」でなんと46.78%。
どうやらアフリカ、香港などでは金利が高い傾向があるのだそうで、これでは気軽にクレジットカードなんて利用できませんよね。
まぁ、日本の場合は、金利が気になるというよりも、ポイントやマイルが貯まるというメリットがあるので、比較的クレジットカードは利用されやすくなっていますよね。
支払いにおいても分割払いやリボ払い、ボーナス一括払いなど様々な返済の方法もありますしね。
しかし、クレジットカードの保有率が85%も超えているにも関わらず、キャッシュレスが進まないのは一体どういうことなのでしょうかね?
まぁ、日本は安全ということもあり、現金を奪われるというようなこともあまりありませんし、意外と商売を行っている人がいまだにクレジットカード会社に支払う手数料を嫌う傾向がありますよね。
とはいえ、2020年のオリンピックを見据えると、いち早くキャッシュレス社会を実現していったほうがいいでしょうね。
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