クレジット・ローンがよくわかるBlog

クレジットカードの1番のメリットは、先にモノを手に入れてから、後で支払うという決済手段であること。

キャッシュレスでポイント還元

いよいよ10月にせまってきた消費税増税。
政府の「キャッシュレス・消費者還元事業」では、現金以外の「キャッシュレス決済」で買い物をした場合、購入金額の最大5%がポイントとして消費者に還元されることになっているのですが、対象の店や決済方法は登録事業者に限られるなど仕組みはちょっと複雑になっており、気をつけておかなければ、キャッシュレスで買い物をしても還元を受けられないこともあるのだそうですよ。



というのも、キャッシュレス決済で買い物をすることによってポイント還元されるのは、ポイント還元事業の登録を申請した中小事業者の店だけなのです。


経済産業省によれば、5月から登録受け付けを始め、申請は8月下旬で約43万件、現在は1日1万件ペースで申請が来ているのだそうですが、この審査には一定の時間がかかるため、増税に間に合わない店が出る可能性もあるのだそうですよ。


まぁ、あいかわらずお役所仕事という感じですね・・・。
もっと民間に任せることができればいいのですけどね。


また、還元されるポイントはどのような形で返ってくるのかは、決済事業者によって対応が分かれていて、SUICAでは、運賃や買い物などに使える「JREポイント」として還元されるようで、大手コンビニなどではレジでの精算時に2%のポイントを発行、その分を同時に代金から差し引くといったことや、三井住友カードやJCBなど複数のクレジットカード会社も決済時にポイント分を差し引いた金額を口座から引き落とす方針となっているようです。


まぁ、いい部分だけを見ると消費税増税もあながち悪くないと思われがちですが、実際問題として、対象の決済事業者や店舗は事前に登録を済ませたところに限られていますから、ポイント還元されない商品もあるのだそうで、消費者は自分の使う決済サービスや店、購入する商品が対象なのかをしっかり確認する必要があります。


これが、面倒くさくて、いかに政府のやり方がへたくそなのかがわかりますよね。
国を挙げてキャッシュレス決済を推し進めていくのであれば、もっとシンプルに運用できるように工夫すればいいのに、こういったことが日本人はできないんですよね・・・。


だから、世界でスタンダードを作り出せないんですよね・・・。


もういっそのこと、全国民にSUICAを持たせて、一括管理すればいいのに・・・。